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香港警察、天安門事件の追悼集会認めず

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おはようございます。高橋ひろしです。

 

今日6月4日は、1989年に中国で天安門事件が起こった日です。北京の天安門広場に民主化を求めて集結していたデモ隊に対し、軍隊が武力行使し、多数の死傷者を出した事件で、その様子は世界中で放送(当時は中国国内でも放送されました)。多くの批判を浴びましたが、中国共産党はこの事実をひたすら隠したいため、中国国内ではネットでも検索できません。

 

若い中国人は天安門事件を知らない

びっくりする話かもしれませんが、当時を知らない中国人はこの事件の事を本当に知りません。知っている世代も知らないフリをしています。この事件を口にしただけで逮捕されるからです。 若い中国人が海外に出てこの事件を知っても、最初はフェイクニュースだと思うほどです。 それほどまでに中国国内での隠蔽は徹底されていますし、天安門周辺では、修学旅行などで「6-4(6年4組)」というハタを持っているだけでもたちまち警察に囲まれてタハをしまうように指導されるほどです。「八酒六四」という中国酒を販売しようとしたただけで実刑になった人もいます。

 

中国共産党の一大忘却事業

世界的には知られざる事件ですから、本来は国をあげて追悼行事をしても良いほどですが、中国共産党は「一大忘却事業」としてしまったのです(この言葉はイギリスBBCがよく使用しています)。

 

中国本土で唯一の追悼集会が中止

しかし、唯一、中国本土でこの事件の発言や追悼集会が認められている地域がありました。それは香港です。特別行政区といえども中国本土で唯一認められた天安門事件の追悼行事で、犠牲者に対して夜にろうそくをともすことが恒例行事でした。しかし、去年の追悼集会は特に大規模となり、その1週間後には、中国本土への容疑者の身柄引き渡しを可能にする法案をきっかけにして民主派の抗議デモが市街各所へと急拡大しました。

このため、香港の警察当局は「一般市民の生命と健康に対する重大な脅威になり得る」として、今年の集会の許可申請を却下しました。却下されたのは過去30年で初めてです。

 

独裁的思想政治で自由が失われる現実

中国共産党の独裁的思想政治により、自由が失われる非常にわかりやすい事象です。いくらインターネットがあるとはいえ、そのインターネットでさえ国に管理され、現実的な行動も管理されつつあるのです。

歴史は、覇権国家(一番強い国)の政治モデルが事実上の世界標準になります。ここしばらくは英米という民主主義国家が世界標準モデルになってきましたが、もし中国共産党が覇権国家となり中国共産党の政治モデルが事実上の世界標準となったら、私達はどう感じるでしょうか?

 

世界の自由を守るために

そもそも、香港をみれば台湾の未来が分かる、その次は沖縄、さらに日本と言われます。地政学的にも中国に近い日本は、中国共産党の動きに対して適切に行動していかなければいきません。中国人との民間レベルの交流や貿易は両国の発展をもたらすでしょうが、国と国とは違います。私達も日本と世界を考えて行動する政治家を見極めて日本の政治に参加し、また自由を守るために私達日本国民一人ひとりの力を結集して中国共産党に対抗できるだけの経済力をつけていきましょう。

 

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高橋 ひろし https://deepcoresystem7.com/lp/