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ベーシックインカムの最終報告書

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おはようございます。高橋ひろしです。

 

今年、フィンランド政府は2017年から2018年にかけてベーシックインカムの社会実験を行った研究成果の最終報告書を公表しました。

 

ベーシックインカムとは?

ベーシックインカム(UBI:基礎所得保障)とは、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要となる金銭を無条件で支給するです。つまり毎月、国から自動的にお金が振り込まれます。

フィンランドでは失業手当受給者のうち、無作為に抽出した25歳から58歳までの2000名を対象に、2年間にわたって毎月560ユーロ(約6万5000円)を支給しました。この2年間は就職や起業などをしても支給は続きますので、実験前は低収入の仕事でも仕事に就くことができ、失業率が低くなると考えられていました。

 

2年間の結果

2年間ベーシックインカムを受けると、生活への満足度が高く、他者や社会組織への信頼度がより高く、自分の将来にもより高い自信を示す結果となりました。経済的に守られていると感じるようになったとなり、ボランティア活動など、新たな社会参加を促すケースも見受けられました。 反面、失業率にはほとんど影響しないこともわかりました。つまり、低収入の仕事をしようと思うのではなく、自分に見合った仕事をじっくり探したり、社会参加で自分の居場所を見つけようとしたのです。

 

社会全体の生産性や満足度が格段にあがる

ベーシックインカムというと、働いている人が損をするイメージがある人もいますし、働かざる者食うべからずと考える人もまだいるでしょう。 しかし、それはすべて旧支配層にとって都合の良い理論。しっかり働いている人が損をせず、ブラック企業は自然と淘汰。 売上に関わらず自分のやりたいビジネスや芸術などに取り組める経済的・時間的余裕の創出。そして、会社で足を引っ張る人は無理に仕事にでなくてもいい。その結果、社会全体の生産性や満足度は格段にあがるでしょう。

 

フィンランドは税率が高いが幸福度も高い

ただし、フィンランドは日本より税金が高く徴収されています。例えば、日本の消費税に相当する税金は24%(日本は10%)、住民税は19%(日本は10%)。その他に社会保険料などがありますので、収入の半分以上は税金というイメージです。 反面、教育費は無料、医療費も基礎診療無料、老人ホームも85%が公費負担です。 年金というシステムはありませんが、社会の弱者になっても生きていける事を目的として設定されています。そのおかげもあり、フィンランドは国民の幸福度が高いとされています。

 

10万円給付金でイメージができた日本

国のシステムが違うので日本でベーシックインカムを議論するときに直接参考にはならない報告書ですが、それでも十分な参考になる報告書です。 今回の新型コロナウィルス問題で、全国民に10万円給付金を行った日本。あくまでも緊急の給付金ですが、国民にとってはベーシックインカムのイメージが掴めた政策となりました。

 

すぐには導入できないが、自分で不労所得は作れる

日本がベーシックインカムを導入するには、まだ時間がかかるでしょう。それまでに、私の投資無料システムでも良いですし、他の投資システムやビジネスでも構いませんので、事実上のベーシックインカム=不労所得を構築してみれば、お金にも心にも余裕ができて、より幸せな日々、そしてよりよい日本にしていこうと思えるようになるでしょう。

 

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高橋 ひろし https://deepcoresystem7.com/lp/