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レナウン倒産は経営者だけではなく従業員の意識も問題

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おはようございます。高橋ひろしです。

 

昨日、経営破綻をしたアパレル業界の老舗であるレナウンが従業員の1/3にあたる約300人の希望退職者を募集すると発表しました。レナウンは負債総額が約138億円があり、今月15日に東京地裁から民事再生手続き開始の決定を受け、今年に入って初めての国内の東証一部上場企業の破綻となりました(6月16日に上場廃止予定)。

 

連結子会社化は買収

レナウンは1902年に創業しましたが、経営不振から2010年に中国の繊維会社大手、山東如意グループに買収されています。「買収」と言わず「連結子会社化」などと言われますが、買収も株式の半数以上を買い取ることですから、同じ意味です。

 

財務諸表を見ればキャッシュフローがマイナス

レナウンは上場企業ですから、財務諸表や経営戦略は一般公開されています。去年末の時点で、数字上の自己資本比率を50%近く維持していましたが、連続して財務諸表を見れば、減収や赤字が続き、キャシュフローがマイナスになっていることが読み取れます。

 

希望退職者の募集をした時に撤回を求めた従業員

財務諸表を見なくとも、去年8月には150名の希望退職者の募集をしていますが、従業員の反発で撤回。これは従業員同士仲が良く、居心地が良い企業体質に慢心していた結果とも言えます。自分達の給料さえあれば、会社はどうなってもいい、と言っているのに等しいのです。常識的に考えれば会社が回らなくなったら給料が無くなるのは当然なのにです。

 

責任を他人に押し付けても自分の人生は自分のもの

会社が経営破綻をして仕事を失った人を、「それは会社が悪い!」「自己責任だ!」と非庵する声があります。しかし他人や会社に責任を押し付けようと、自分が責任をきちんともっていようと、人生は自分のもの。結局は自分がなんとかしなければいけません。

 

会社と労働者は一体

従業員である労働者の多くは、財務諸表や経営戦略の指摘どころか把握さえせず、目先の給料だけ気にして生活しています。しかし、労働者は会社のステークホルダー=利害関係者です。会社と労働者は一体であることを感じていません。従業員という生活に依存していれば、会社が倒産すれば自分も倒れる。当たり前の話です。 依存するのであれば、財務諸表や経営戦略をきちんと把握し、どんどん指摘していかなければいけません。

 

「できない理由」ばかり述べる人たち

こういった話をすると、多くの人は「できない理由」を述べます。会社の秘密を社員が知れるわけないだろう(秘密があるなら、それは単なる不正取引です)、単なるサラリーマンが会社の運営方針に文句を言ってもしょうがないだろう。 仮にそう思うのであれば、会社が急に倒産しても何も言えませんよね。 会社とは対等な立場どころか労働者が現場を支えているのですから、自分が不利益にならないような対策をするのが労働者としても当然なのです。 多くの労働者はこうした知識と行動力がかなり欠けています。

 

簡単にできるのは複数の収入源の構築

そうはいっても、仕事を遂行する上で声を上げにくいこともあるでしょう。そうした場合は、複数の収入源をつくっていくべきでしょう。私の無料システムでもいいですし、LINE@で紹介している情報を活用されてもいいでしょう。収入源を会社1つに依存するのは、どれほど危険なのか、自分がリストラされてから気が付く人が多すぎます。 自分の身を守るのは、最後は自分自身なのです。

 

 

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高橋 ひろし https://line.me/ti/p/@584zlqhm