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みどりの日

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今日は「みどりの日」です。2006年(平成18年)までは4月29日が「みどりの日」で、今日は「国民の休日」でした。

 

次の国民の休日は2026年

若い方は「国民の休日」をあまり意識していないと思いますが、1988年に祝日と祝日に挟まれた平日は暫定休日とする法律ができました。これは5月3日と5日は毎年休みであり、日曜日が絡むと3連休になることから、「大型3連休があるゴールデンウィーク」を全国的に定着させるきっかけになった法律です(当時は会社も学校も土曜日は午前中だけある事が一般的で土曜日は休みではありませんでした)。

次回は9月21日(月)が敬老の日(9月第3月曜日)、23日(水)が秋分の日(国立天文台の観測によるので毎年変動)となる2026年9月22日に予定されています。

 

みどりの日は元々は4月29日

逆に「みどりの日」は4月29日じゃなかったの?と感じる人もいるかと思いますが、2007年から「昭和の日」になっています。この日は昭和天皇の誕生日。日本ではその時代の天皇の誕生日を「天長節(てんちょうせつ)」と呼び祝日としているため、平成時代は12月23日(現在は平日)、令和時代は2月23日が天皇誕生日となっています。(11月3日文化の日はもともとは明治天皇の誕生日です)。

4月29日は当時からゴールデンウィークの事実的な始まりの日であったことや、昭和は激動の時代だったことなどが考慮され、かつ、昭和天皇が自然を愛していたことから、4月29日を「みどりの日」とした経緯があります。今は「昭和の日」となっていますが、当時から「昭和記念日」という案がありましたが「昭和=太平洋戦争」というイメージを持つ人も多いことから見送られていました。 時は流れて「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日として2007年に名称が変わったのです。

 

昭和天皇への想いは継続

同時にみどりの日は5月4日に。国民に大型連休として定着しているゴールデンウィークの継続のほか、各種施設ではみどりの週間(現在はみどりの月間)としてイベントなども開催されていたことから移動されました。移動しても「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日として祝辞の趣旨は継続されています。

昭和天皇は植物学者や生物学者としても活躍され、200以上の新種を発見されているほどです。戦後は自然のまま管理する方針で植物を育て現在3種類ほどの新種が誕生しています。また昭和天皇が集められた6万以上にも及ぶ標本は昭和記念筑波研究資料館で研究が継続されています(一般公開はされていません)。 日本の象徴である天皇が、どれほど自然に対しての熱意があったのかがわかりますね。

 

意図的に自然を感じてみよう

緊急事態宣言中でご自宅にいる方も多いと思いますが、窓から自然を眺めたり、買い物の途中で道端の草木に注目したりして、今日は少し意図的に自然を感じてみてはいかがでしょうか?

 

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高橋 ひろし https://line.me/ti/p/@584zlqhm