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海外メディアで報道される日本の差別事情

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おはようございます。高橋ひろしです。

新型コロナウィルスが流行し、各国で大なり小なりの差別が発生しています。この問題は世界的にも認識され問題になっていますが、多くはアジア系住民に対する差別。簡単に言えば「見た目」での差別です。

ところが日本だけは差別の事情が異なり、「日本人同士での差別」が発生していると海外メディアで大きく報道されています。同じ国民同士で差別が横行するのは世界的には理解しがたい現象なのです。

 

男性が買い物をすべき?

例えば、「日本の市長がスーパーマーケットでの混雑緩和のため、女性ではなく男性が買い物すべきと発言」は海外では男女差別以前に、日本は女性を守る文化がない野蛮な国だ、という印象さえ持たれてしまいます。アメリカでも中東でもヨーロッパでも、肉体的な差から(これは差別ではなく区別)女性は男性が守るものという認識です。 このニュースはこの視点で全世界に配信されてしまっています。

 

医療従事者の子供は感謝ではなく差別を受ける

看護師などの医療従事者の子供は保育所での受け入れが拒否されつづけている日本のニュースが世界に衝撃を与えています。インドでは医療従事者への暴力行為が発生したり、他の海外でも局所的にそういった事は発生していますが、同時に見られる医療従事者やその子供に感謝を表すアクションがほぼ無い事が衝撃的なのです。

海外では、医療従事者へ拍手をしたり、自宅の窓やパティオ(庭)から歌を歌ったり、感謝の気持ちのアクションが随所に見受けれます。

 

感染すると「詫びる」文化

感染が判明した著名な俳優、ニュースキャスター、アスリートらもこぞって感染を「詫びる」文化も世界に向けて発信されてしまい、それにより偏見が益々助長されている、とまとめている報道もあります。中には日本の国民同士の差別は根深い問題で、太平洋戦争時の広島、長崎原爆被害者に対する差別さえ今でも続いている、とレポートしている報道もあります。

 

世界での受け止め方を知って、よりよい日本社会へ

これからは、海外で報道されているものです。日本には日本の文化と価値観があり、海外には海外の文化と価値観がありますので、受け止め方は人それぞれでしょう。 ただ、海外からこういった視点で見られていてそう感じさせてしまっているという事実を少し垣間見て、日本人が何かを感じとれれば、よりよい日本社会になっていくのではないでしょうか。

 

高橋 ひろし https://line.me/ti/p/@584zlqhm