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ゆうちょ銀行と農林中金が潰れる?

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おはようございます。高橋ひろしです。

世界的な経済混乱の中、株や債権や市場はなんとかキープして数字を出していますが、これはアメリカや日本も3月に発表すべき内容を7月まで延期できる措置などをしていることも大きく影響しています。簡単に言えば、悪い内容の発表を先送りにしているのですが、投資家への配当(権利確定日)なども先送りになっているので、株や債券を持ち続けるように仕向け、価格を少しでも維持させているのです。

日本では3月27日が権利確定日でしたが、なんと2日前に急遽この措置を発表。市場のルールを一瞬にして変えてしまったのです。

 

去年から警告されていた

さて、ここでゆうちょ銀行と農林中央金庫(農林中金)に注目します。去年、農林中金とゆうちょ銀行と三菱UFJの3社は日銀からリスクに留意するように促されています。去年の時点で「リーマン・ショック級の経済危機が起きると(中略)大規模な損失を被りかねない」と注意をしていました。

 

「ローン担保証券」(CLO)

この3社では、資金の運用のため「ローン担保証券」(CLO)をはじめとしたジャンク債を大量に保有しており、CLOは世界の15%を保有しています。ジャンク債というだけあり、超ハイリスクハイリターン。信用も担保もほぼない会社の債権を引き受けているのです。

今回の世界的経済危機で、信用も担保もほぼない会社が継続できるかどうか。それは非常に難しいでしょう。もっと債権を発行してさらにハイリスクで延命するか、倒産して紙切れになるか。その選択をしないといけない時期が着々と訪れています。リーマンショックと同じ構造ですが、現在でもリーマンショックよりハイリスクな状態です。

 

国民の預金が担保にされている

ゆうちょ銀行の自己資本(純資産)は11.3兆円なのに対して、ジャンク債は62.5兆円保有しています。なんと5倍以上です。農林中金は純資産に対して6倍近く。三菱UFJは約1.3倍です。

そこまで無理ができるのは、預金があるからです。最悪、預金を吐き出せばジャンク債の負債をすべて解消できます。国民の預金を担保にしてまでハイリスクな運用をしているのです。

 

引き出し制限は十分に予想される

ゆうちょ銀行と農林中金は、去年から非常に危ない状態でした。そして今回の経済危機の問題は7月まで延命。その間に処理ができるとは思えません。 そうなると、潰れてしまうことも十分に考えられますし、この話が報道されて不安が広がり自分の預金の引き出しが殺到すれば、まずは引き出し制限がかかることは十分に予測されます。

 

 

すぐにできるリスク分散

可能であれば、日本だけではなく海外の銀行口座も持っておくべきだと思いますが、少なくとも日本国内の銀行口座は複数に分けて、かつ、数ヶ月程度の現金を手元においておくリスク分散を強くおすすめしています。 また、貯蓄としてFX会社を使うのも良いでしょう。トレードはしないで銀行口座のように使うのです。FX会社が破綻したときは銀行と違って全額保護の対象ですし、海外FX口座でドル口座も容易につくれます。

 

現金資産の分散。早めに実行しましょう。

 

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高橋 ひろし https://line.me/ti/p/@584zlqhm