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アップルとグーグルが打倒5G計画?

おはようございます。高橋ひろしです。


アップルとグーグルが新型コロナウイルスの感染者と接触した人に対し、その接触について通知する仕組みを共同で提供し、OSレベルで組むこむと発表しました。

中国では「健康コード」というアプリが事実上必須ですが、こちらは個人認証してGPSデータを結びつけて割り出すものですが、今回発表されたものは、スマホを持っている人同士が一定の距離で接していると、スマホが互いに14日記録し、感染者が判明した時点で接触した人に通知がいく仕組みです。誰と接したかだけですのでGPS等は使わずブルートゥースで通信しあって確認をとります。

 

アップルとグーグルの狙い

これは、ブルートゥースで無数のスマホ同士がリアルタイムで通信をしていることを意味します。これをメッシュネットワークというのですが、携帯キャリアの電波を使わないので圏外でも通信可能です。

アップルとグーグルの狙いは、携帯キャリアの電波を使わないメッシュネットワーク構築です。

メッシュネットワークの有効性、2011年東日本大震災の時から指摘され、「LTE D2D」という規格も制定されていますが、実際には使われていません。もし使われたら、そもそも携帯キャリアの電波が不要になってしまいます。

 

5Gが不要になる?


通信許容量やバッテリー問題でまだケータイ電波不要で多数のスマホで動画を見るなどはできませんが、この技術を使えば5Gだ!6Gだ!なんてまったく不要になる可能性もあります。 近くにだれかのスマホがあって、どこかのスマホがアップルやグーグルと接続されていたらインターネット通信可能になりますし、そもそもインターネットに接続する必要さえないアプリも多く存在します。

世界中がメッシュネットワークで繋がって通信速度が確保できれば、LINEもYoutubeもインターネットに繋がっている必要はありません。

アップルもグーグルも衛星通信を計画していますから、近くにスマホがないであろう辺鄙な地では衛星にで通信すれば解決するでしょう(実際は通信速度などの問題があるので、「気球」を中継してメッシュネットワークを構築すると思われます)。


アップルは携帯キャリアのことを「サードパーティのネットワーク」と表現していました。これが標準化し、もう少し技術が進歩すれば、携帯キャリアが不要などころか、下手をしたらインターネットさえ不要になります。

 

5Gがサービス開始したばかりですが、アップルとグーグルはある段階で一気に打倒5G(携帯キャリア)をかけてくるかもしれません。こうした変化には注視していきましょう。


高橋 ひろし https://line.me/ti/p/@584zlqhm