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教育を受ける機会を奪われる子供

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おはようございます。高橋ひろしです。

 

本来であれば、先週からほとんどの学校は新学期生活が始まりますが、今年は新型コロナウィルス問題で休校措置が続いたり、休校や再開が二転三転して混乱している地域もあります。先週松は茨城県立日立一高の一部の3年生が8日から10日は人命が関わるとしてストライキ(同盟休校/FAXにて高校と県教委に通知)し、学校によると233名在籍のうち、8日36名、9日82名、10日76名が欠席しました(通常の欠席も含む)。

 

私の娘(高3)の学校も、3月と4月は終了日と始業日を除いてすべて休校になっています。期末テストは実施されず点数は一学期と二学期の点数から計算されました。今日からはグーグルクラスルームと郵送によるやりとりで指導が再開されます。 元々ネットを活用していることもあり、比較的早く遠隔での指導が再開されたかと思います。

 

しかし、ほとんどの学校では、日本人の義務であり権利でもある「教育」の機会を奪われてつづけています。

 

教育が奪わる深刻度 

急に家の収入が2ヶ月以上無くなったらどう感じますか? 教育が停止するというのはそれと同じ事なのです。私は親や学生本人から、教育の継続を求める声が上がらない事に、大きな危惧さえ感じます。

 

新型コロナウィルスが心配で学校に行かなせたくない(実際は両親が面倒を見れず学童に預けるご家庭も多いかと思いますが)。それと同時に、教育を受ける機会を奪われている現状をもっと深刻に考えないといけません。

 

本来は文部科学省が率先しないといけないことです。ところが先週末に臨時休業機関の支援では、例えば小学校社会では「教科書の今後学習する部分を読み、疑問に思ったことをノートにメモしたり、教科書等で調べたりする」としてNHKや教科書を紹介しているだけです。 これが自宅でできるのなら、もはや教員はいりません。

全日制・定時制(一般的な学校)では「対面授業」だけしか想定しておらず、文部科学省の検討している「遠隔教育」は、過疎地域の学校と他の学校を結ぶ構想であり、生徒は必ず学校に行き、教員の指導を直接受ける、という前提なのです。 ほとんどの家庭でインターネットが普及し臨時休校が続く今であっても、対面授業を死守しているのです。

 

「働き方改革」より先に「教育改革」が必要でしょう。 日本の担い手は、子どもたちです。

 

親が自宅でできる事

目先は親が対応するしかありませんが、ほとんどの親は「勉強を子供に教える」方法を知りません。 そこで、私の家では娘が小さい頃から一緒に勉強をしていたので、私の家の例をお話します。

 

 

なにより「勉強する」という雰囲気を作って区別すること。リビングでも良いですが「パパかママがここに座わって筆箱を出したら勉強モード」のように区別する環境を構築し、勉強する時間を決めます。もちろん、親も勉強モードに。小学校低学年なら一緒に教科書を読んでドリルの丸付けをやるだけでも十分でしょうし、家事や仕事もあるでしょうから、最初と最後や要所要所だけ一緒にいるだけでも十分。 ドリル終わったよー!と声がかかったら、台所からの指示ではなく、一旦親も「勉強モード」になって答えてあげることが大事です。 中学校・高校になると勉強内容そのものは親もわからないことが増えますが、やることは同じです。

学校では「チャイム」で勉強するスイッチが入る習慣が身についています。親がそのチャイムの代わりと、何をするかだけを伝えれば、多くの子供はスイッチが入りますよ。

 

高橋 ひろし https://line.me/ti/p/@584zlqhm