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全身麻酔で意識がなくなる理由がついに解明

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おはようございます。高橋ひろしです。

大きな手術をするときに欠かせないのは全身麻酔。現代医学で全身麻酔が初めて行われたのは1846年。しかし170年以上も全身麻酔のメカニズムが不明のままでしたが、ついに全身麻酔のメカニズムが判明しました。

 

未解明でも利用できれば利用するのが科学

未解明というとまったく何もわかっていないようなイメージを受けてしまいますが、医療を含めた科学の世界で未解明といった場合、おおよその見当はついているけれど、事実と認める証拠が足りないという状況がほとんどです。また未解明だけど結果が出てコントロールできて活用できる場合は、利用してしまうのが科学です。

 

商品化されている銀の殺菌効果も未解明

身近なものだと銀の殺菌効果なども未解明です。銀の殺菌効果を謳った商品は多数出ていますが、有力な説は酸素が銀イオンの触媒効果で活性酸素に変わりそれが細菌膜の穴をあけて細菌が死滅するという仮説ですが、銀イオンが原子と同じ大きさのため細菌の中に入り酸素の動きを止める説もしくは細胞分裂を妨害する説などがありますが、証拠などがなく仮説のままです。

 

全身麻酔のメカニズムはSTORM顕微鏡で判明した

全身麻酔は1901年に脂質の溶解度が麻酔の効力を決定する仮設が出てきましたが、そもそも脳内そのものが複雑すぎてまだまだ未知であること、そして脂質の変化が小さすぎで観測できずに長年経ちました。


電子顕微鏡を使えば脳内の詳細まで見ることができますが観察対象を真空にしないといけませんので、生きている状態で観察ができません。そのため、脳内の状態は光学顕微鏡(ごく一般的な拡大レンズを使った顕微鏡でしか観察できません。光学顕微鏡で見ることができる最小単位は200ナノメートルなのでウィルス(約100ナノメートル)さえ見ることができませんでしたが、STORM顕微鏡(確率的光学再構築顕微鏡)ができ、 ウイルスより小さい5ナノメートルまで観察できるようになりました。蛍光色素を塗布する必要がありますが、時差でシャッターを切って合成して画像を生成する技術です。

 

一時的に脂質がバラバラになることが確認された

観察結果によると、通常は集まっている脂質が麻酔をかけると脂質がバラバラになりました。脂質がバラバラになると、脳内の伝達物質発生を阻害する物質が動きだし、人が意識を失うことが判明しました。 しかし、麻酔がなくなると脂質は再び最初の状態に戻り、意識が回復する。こうしたメカニズムが観察によって判明したのです。

 

十分な検証を積んでコントロールできるなら行動する

この研究は睡眠や意識の障害にも関連するもので、そもそも私達の意識とは何かを科学的に明らかにする基礎的な研究としても期待されています。その反面、メカニズムがわからなくてもコントロールできれば有効に活用できる行動力があるのも科学であり人の力です。十分な検証を積んでコントロールできるなら行動してみる。 科学も社会も、そしてひとりひとりの個人も発展していく第一歩ですね。

 

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高橋 ひろし https://deepcoresystem7.com/lp/