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子供の水難事故が多発

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おはようございます。高橋ひろしです。

今年は子供の休校期間が続き平日でも平川などに出かける自由な時間が多いためか、子供の水難事故が多発しています。6月になると溺れたわが子を助けようとした父親まで犠牲になる事故も発生しています。

例年、子供の水難事故(死者・行方不明者)は8月がピークで次いで7月。この2ヶ月だけで年間の半数近くの事故が起こっています。また場所としては「河川」が半数近くで「用水路」は2割弱、「海」は1割強です。

 

わずか十数センチでも水難事故に


重大な水難事故は、わずか十数センチの水深でも起こります。本格的に泳ぐわけではない、足を少し濡らすくらいだから大丈夫、という判断から発生することがほとんとです。

まず、水底も平らではないことと、水は穏やかに見えても流れや波があることをきちんと認識することです。水底に足を捕らわれて転んだりすると水の流れに逆らえず水難事故に繋がりますし、水が流れているというのは非常に強い力なのです。これは海の波よりはるかに危険です。

 

ずっとかかる力は強力

津波のときにも言えますが、例えば10m程度の波は長くても自分の足にかかる力がほんの数秒です。しかし、津波や川の流れというのはその力がずっとかかってきます。海で遊んだ経験のある人は、少し大きめの波をかぶったあとより、その水がたった数センチとなって海に戻されるときの力の方が大きく感じた経験があろうかと思います。 連続した力というのは、人間の力ではとても太刀打ちできないのです。

 

まずは知識で認識、できれば体験する

たった10cm程度でもこのような状態ですから、すべって転んでしまったら、子供はあっという間に流れてしまいます。 普段から水辺で遊んでいる親子であれば、自分の体験を持って危険を感じることができるでしょうが、レジャーとして訪れる程度では、まずは知識としてこうした認識を持ち、できれば、遊ぶ前に親子でこのリスクをきちんと体験し、水の力を知っておくことも大事です。そしてもし溺れそうになったら、体を水平にして上流側に頭を向け、川の流れに逆らわず岸までたどり着くように、水遊びをする前にその都度伝えておきましょう。

 

「目を離さない」の意味

親としては、まず先に子供が遊ぶエリアに入って川底や流れの確認をしてから遊ばせるのが安心ですし、簡易的なライフジャケットを子供に着用させておくのも良いでしょう。何より事故が起こったらすぐに対処することが大事なので、目を離さないでおくことが大事です。 「目を離さない」は、母親と父親で認識が違うことがあります。母親は文字通り数秒たりとも子供から視線を外しません。 しかし父親は子供はあのあたりにいるなと思ったらスマホをいじったり寝てしまう人も多くいます。 これは「目を離さない」とは言いません。

 

静かに溺れる恐怖

かなり怖いことを言います。溺れてパニックになった人は静かに溺れます。息をするのが精一杯で大声を出す余裕などありません。顔を水の上に出すことで精一杯でジタバタする余裕などありません。

 

水の流れに逆わない

水難事故の多くは、水の流れの力によって発生します。水の流れが少しでも強いと思ったら水に入らせない。これは鉄則です。 また川は急に流れが速くなってしまうことがあります。 少しでも異変を感じたらすぐに水から子供をあげる。 もし、子供が出てこれなくなったら、親こそ冷静を保ち、通報をしましょう。 二重事故を防ぐために助けには行かないと書かれている事も多くありますが、親としてその決断はかなり難しいと思います。まずは通報ののち、子供を助けたあとのルートもある程度確認してから上流側に進んでから助けにいくようにすると、水の流れに逆らわなくてすむので救出できる可能性が高くなります。 また、子供がなんとか自力で戻ってこれそうなとき、親は少し下流に子供を誘導すると体力が温存できます。

 

このような状況はほとんど無いと思いますが、少しのことを知っているか知っていないかで生死がわかれてしまうことがあります。これからの季節、水辺に出かけるときは頭の片隅に入れておきましょう。

 

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高橋 ひろし https://deepcoresystem7.com/lp/